しろさとTT200の分析ダッシュボードを公開 - 自分の走りを数字で振り返ろう
概要
2026年3月22日に開催された第11回しろさとTT200の分析ダッシュボードを公開しました。
第11回しろさとTT200(2026年3月22日・城里テストセンター)の全372選手のレース結果・ラップタイムをBIダッシュボードで徹底分析。200km/100km/50kmカテゴリ別の統計、偏差値、ペーシング、CdA推定など。

公式サイトにはPDFのリザルトが掲載されていますが、順位とタイムが載っているだけで、自分の走りを深く振り返るには情報が足りません。ペース配分は適切だったのか?カテゴリ内での自分の立ち位置は?後半どれくらい落ちたのか?そういった疑問に答えられるダッシュボードを作りました。全372選手の個別分析ページも用意しています。

参加者が得られるインサイト
このダッシュボードで確認できる主な分析を紹介します。
ペーシング分析
前半と後半のタイムを比較して、ネガティブスプリット(後半の方が速い)かポジティブスプリット(前半の方が速い)かを判定できます。タイムトライアルでは一般的に「イーブンペースか、やや後半上げ」が理想とされますが、実際の自分の配分がどうだったかを数字で確認できます。
散布図で全選手のペーシング戦略を可視化しているので、上位選手がどういう配分で走っているかも一目瞭然です。
カテゴリ内での自分の位置
順位だけだと「100人中50位」としかわかりませんが、偏差値やパーセンタイルで見ると、自分の実力がカテゴリ内でどの辺りに位置しているか客観的に把握できます。
ラップごとの順位変動
何周目で順位が上がったのか、何周目で落ちたのかをラップごとに追えます。後半に順位を落としている場合は持久力やペーシングの課題が見えてきますし、逆に後半上げられていれば自信になります。
ラップ安定性(CV: 変動係数)
CV(変動係数)でペースの乱れを数値化しています。CVが小さいほどラップが安定しているということです。風や起伏の影響を差し引いても、自分のペースコントロールがどの程度だったかの指標になります。
CdA推定ツール
パワーメーターを使っている人向けに、CdA(空気抵抗係数 x 前面投影面積)の推定ツールを用意しました。平均パワーと体重を入力するだけでエアロ効率の目安がわかります。URLにパラメータが含まれるので、結果をSNSなどで共有することもできます。
ヒートマップ
他の選手と自分のラップタイムを視覚的に比較できるヒートマップです。色の濃淡でどの周回が速かったか/遅かったかが直感的にわかります。

使い方
操作はシンプルです。
- カテゴリ切り替え: ページ上部で200km / 100km / 50kmを切り替えられる
- 個人ページ: 選手名をクリックすると、その選手の詳細分析ページに飛ぶ
- CdAツール: パワー(W)と体重(kg)を入力するだけ。計算結果のURLをそのまま共有できる
- テーマ切り替え: ダーク/ライトテーマに対応
技術スタック
- Next.js + Apache ECharts でBIダッシュボード風のUIを構築
- 全372選手の個別分析ページを静的生成
- ダーク/ライトテーマ切り替え対応
- ソースコードはオープンソース(CC BY-SA 4.0)で公開: GitHub
フィードバック
「こういう分析も見たい」「ここがわかりにくい」といったフィードバックがあれば、GitHub Issuesから気軽にどうぞ。次回大会でも同様のダッシュボードを作りたいと思っています。